税理士のキャリアパス

税理士のキャリアパス・・今まではどのようなキャリアパスがあった？

税理士といえば取得が難しい資格であり、税理士資格を取得すれば税理士事務所に就職し、そこで数年の経験を積み、個人として会計事務所を独立させ、その後、さらにキャリアアップするなら専門特化型の事務所に移行していくというものです。
しかし今は、税理士資格を取得しその後どう生きていくか、志向はかなり分散化しているといいます。

税理士や税理士をめざしキャリアパスを考えている人は、いくつかのプランを選び進んでいく傾向にあります。
1つは大手を希望せず中小企業会計事務所に就職します。
また税理士事務所の求人を探し就職をする方法です。

もう一つは最終的に独立を考えている税理士で、独立に必要なノウハウを学ぶことができる会計事務所に就職するというプランです。
最後に、一般企業の経理部に転職するという将来設計をもっているプランもあります。

それぞれのプランのキャリアパスを考えてみる

大手中堅の税理士法人の場合、非常に忙しく自分の時間が取れないというイメージがあるようです。
家庭やプライベートを充実させたいという考え方の方が多くなっている昨今、小規模クラスの企業でも仕事とプライベートのバランスがいいところに就職を考えています。
経験を積むこともできるので大手に転職を考える事も出来る道です。

税理士もサラリーマン化が進み、人に雇用されている方が楽、人生設計を考えやすいという事から、法人の管理職になるというプランを考える方も多くなっているようです。
中小企業向けの税務顧問になりたい場合や専門性を持った会計事務所を作りたい場合は、そのような経験ができるかどうかで企業を選択でき、その後の人生に活かすことも可能になってなります。

独立するのではなく一般企業に入り、財務会計や経営企画などの多岐にわたる仕事を経験したいと思っているようです。
福利厚生が整っている一般企業の方か会計事務所よりもずっと楽と考える事もあります。
ただ上場企業は繁忙期かなりの忙しさになるので、企業によって働き方が違う事は考慮しておくべきです。